産業廃棄物中間処理において新潟環境開発は会社設立当初から一環しているのは、環境にやさしい処理であり、そのための対策は万全を期しております。
また、単に処理するだけでなく、日本の高度成長とともに進んでいった環境汚染の問題にも取り組んでおります。
近年環境問題が取りざたされバイオマス等が注目を浴びておりますが、地元大学と協力し、研究開発を進めております。
小さな産業廃棄物処理業者である新潟環境開発が、10年後には環境に関わる、地方発イノベーションカンパニーとして発展する礎を築いております。
産業廃棄物中間処理
新潟環境開発1号炉はストーカ式の焼却炉を採用しています。火格子(ストーカ)の上で乾燥・加熱し、撹拌・移動させながら燃やすタイプの焼却炉です。週に一度定期メンテナンスを行っているため、常に高パフォーマンスで稼働しています。
1号炉内観外観
取扱い品目
産業廃棄物
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず
特別管理産業廃棄物
廃油、感染性廃棄物
※詳しくは許可証をご覧ください
※新潟県以外の収集運搬をご希望の場合、新潟県とは取り扱い品目が若干異なりますので、お問い合わせください。
1号炉概要
固形物ピット
廃プラスチック類、ゴムくず、木くず、ガラスくず 及び陶磁器くず、金属くず、繊維くず、紙くず、動植物性残さ
減温乾燥機
二次燃焼室で高温に熱せられた排ガスを減温します。
場内で集水された汚水はここに利用されます。
バグフィルター
排ガス中の酸性ガスを中和しつつ、ダイオキシン類をはじめ、重金属やばいじんなど様々な有害物質が除去されます。
スクラバー
苛性ソーダ(NaOH)の入った水を噴霧することでバグフィルターを通った排ガスをさらに洗浄します。
CO,O2ガス分析装置
常に排ガス中のCO(一酸化炭素)及びO2(酸素)濃度を監視、記録することで、最適な焼却状況を保ち、排ガス対策に効果を発揮します。
中間処理における環境対策
排ガス対策
廃棄物を焼却したときに発生する燃焼ガス中の有害物質は、バグフィルター及び湿式排ガス洗浄装置により取り除かれるので、排出基準値が守られています。
汚水対策
当施設は、クローズドシステムを取り入れており、集水された汚水は全て減温乾燥器に利用しますので、汚水は場外へ放流しません。
臭気対策
廃液及び未燃ガスなどは、二次燃焼室において高温燃焼しますので、排ガス中に悪臭は残りません。
焼却灰(もえがら)
焼却炉から排出された焼却灰は、キレート剤によって重金属を封じ込め、自社において性状を確認します。
その後、管理型最終処分場での埋め立て、またはリサイクル先で人口砂として道路の路盤材や点字ブロックなどに再利用されます。
ばいじん
バグフィルターから排出されたばいじんは、ばいじん処理装置で自動処理されます。
それを自社において性状を確認したうえで、管理型最終処分場で埋め立てされます。
分析
各種分析機器等を使用し受入前の廃棄物や、燃えがらなどの性状を分析・判定します。
産業廃棄物収集運搬(新潟県)
新潟環境開発では、産業廃棄物収集運搬、特別産業廃棄物収集運搬を行っております。
「産業廃棄物収集運搬業」は、運ぶものが「産業廃棄物」ですので、当然、普通の運送業とは異なり、運搬物の扱いに対して厳格な基準が定められています。
新潟環境開発では、収集運搬の許可を取得し法令に基づき産業廃棄物を適正に収集運搬、処分を行っております。
取扱い品目
産業廃棄物
燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類、ばいじん
特別管理産業廃棄物
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、感染性廃棄物
※詳しくは許可証をご覧ください。
※新潟県以外の収集運搬をご希望の場合、新潟県とは取り扱い品目が若干異なりますので、お問い合わせください。
産業廃棄物収集運搬業
許可番号 新潟県1514036778
許可番号 埼玉県1104036778
許可番号 長野県2009036778
許可番号 群馬県1000036778
特別産業廃棄物収集運搬業
許可番号 新潟県1554036778
許可番号 埼玉県1154036778
許可番号 長野県2059036778
許可番号 群馬県1050036778
環境有害物質除去分解技術研究
戦後日本は高度経済成長を経て経済大国となった反面、環境問題が大きくクローズアップされるようになりました。
新潟環境開発は環境問題対策を将来性の高い新基軸と捉え、日本各地の海域、港湾、河川、水路、湖沼等で深刻化している低質の土砂やヘドロ等の汚染、いわゆる浚渫(しゅんせつ)汚泥に関し、有害物質を分解除去する実証実験を数年前から実施し、分解除去することに成功しております。
現在、実用化に向けて、日本はもとより、今後経済発展するであろう新興国等グローバルな視点に立ち営業活動を行っております。
パッションフルーツ栽培(現在は休止中)
当社は新潟県でも特に雪の多い小千谷市の山間にあります。焼却炉の排熱を利用し南国原産のパッションフルーツを栽培しております。
日本では九州や小笠原などの温暖な地域で作られる南国フルーツ。雪国産のパッションフルーツは甘酸っぱくトロピカルな味わいです。